母校の歴史

  明治30年9月3日開校式当日
明治 30. 4. 1    兵庫県立簡易蚕業学校として創立
34. 4. 30 兵庫県立蚕業学校と改称
41. 4. 女子部を設置
44. 3. 25 養父郡会より女子部校舎新築寄付を受ける
大正 3. 10. 15 県立蚕業学校校旗制定される
9. 3. 31 学校林開設
13. 3. 12 女子部卒業生に高等女学校卒の資格授与
昭和 9. 2. 5 校訓制定
男生徒 質實剛健  和衷協同
女生徒 忠實報謝  和順清操
13. 3. 31 兵庫県立農蚕学校となる
22. 10. 15 創立50周年記念式典を挙行
23. 4. 1 兵庫県立農蚕高等学校となる
9. 1 定時制課程を設置
24. 7. 1 兵庫県立八鹿高等学校となる(蚕業科 農業科農村家庭科 普通科を設置)
28. 4. 1 校歌制定される
34. 4. 蚕業科を廃止し、畜産科を新設
38. 4. 農村家庭科を廃止し、生活科を新設
51. 4. 職業に関する学科を分離し、但馬農業高校となる。
61. 12. 12 校訓「尋師訪友克己勉励」制定
平成 9. 10. 5 創立100周年記念式典を挙行

平成14年8月
              母校の校訓をご存じですか
 我が母校の校訓は「尋師訪友克己勉励」です。但馬が生んだ偉大なる先人、池田草庵先生の青谿書院記の冒頭にある「尋師・訪友」と論語顔淵第十二記にある「克己復禮為仁」(己を克めて礼に復るを仁となす)を根底に、創立90周年記念(昭和61年)を記念して制定されました。
 当時の兵庫県教育長、井野辰男先生の書による碑が、玄関横の庭園に建立されています。
 『創立90周年記念誌』には「本校の先輩達が頼りとする師を尋ね、心の友を訪れ、ひるむ心にうち勝ちつつ、勉励された。その大きな何かを想像願いたい」と記されています。
 碑の前に立ってみますと、学生時代が回想され、卒業後もなお十二分に通じる言葉だと思いました。
 まだご覧になっていない方は、是非一度、青谿書院(八鹿町宿南)と母校を訪れてください。きっと感動されることでしょう。
玄関横にある校訓碑
 学び百 年創立百周年記念碑        学び百年
明治黎明のとき 八桑枝の郷に兵庫県蚕業学校が生まれる 以来 蚕飼いのわざ 農耕の技術をこの学び舎の大地に磨いた若人は 土の脈動を生命の糧と育つ その生命は燈火 また一粒の種子 そして戦後変革の学びの庭に風土の心を伝える 風雪に耐えておのがじしの心に生きる その心は探究の力を生み 自らの開発をめざして切磋琢磨の学園を拓く 校訓の原典 池田草庵の尋師訪友以為学のことばのままに 二万七千余人が巣立った学びの園百年を寿ぐ
      兵庫県立八鹿高等学校 永遠なれ                   平成九年十月五日    創立百周年記念実行委員会